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備中箕島駅(びっちゅうみしまえき)は、岡山県岡山市南区箕島字濱前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。 宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。 普通列車のみ停車する。 茶屋町方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅。 棒線駅のため、岡山方面行きと四国方面行きの双方が同一ホームに発着する。 なお、2008年(平成20年)10月までにホームのかさ上げ工事がなされた。 岡山駅管理の無人駅で駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。 入口付近に乗車券回収箱が、待合所内に簡易式の自動券売機(以前は、乗車駅証明書発行機さらに2007年(平成19年)にICOCAのチャージ可能な機種に変更)、簡易型自動改札機が設置されている。 トイレはない。 ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。 瀬戸大橋高速鉄道保有株式会社による当駅と久々原駅間の複線化工事が2006年(平成18年)完成をめどに進められていたが、環境アセスメントを盛り込まず計画したミスが発見され、複線化区間の使用開始は2009年(平成21年)1月25日と大幅に遅れることとなった。 なお、当駅の岡山方に岡山県道21号岡山児島線の跨線橋があり、複線化が考慮されていないため、妹尾駅と当駅との間の複線化は困難となっている。 複線区間自体も正確には当駅より茶屋町寄りからとなっており、当駅は単式ホームのままとなった。 なお、これに伴い複線区間の分岐の前後に場内・出発信号機が設けられたが、これはあくまで早島駅の設備であり、当駅付近から早島駅まではの複線部分は同駅の構内扱いである(この解釈に従うと、当駅 - 早島駅間は複線区間に含まれないことになる)。 よって、当駅の旅客設備自体は停留所の状態のままである。